About sleep 睡眠のお悩み

40代、特に女性が眠れていない?

男性と女性で睡眠に違いはあるのでしょうか。国内外で調査や研究が行われていますがここでは日本での調査研究について紹介します。
アンケートを用いた調査研究では、不眠の有病率に性差はないが、不眠の症状を細かく分けて調査してみると、女性では入眠困難が多いことが報告されています。
10歳以上の国民を対象にした、5年ごとに行われているNHKの国民生活時間調査によると、年齢により差はあるものの、男女ともに睡眠時間は年々短くなっていると報告されています。この10年間にわたる睡眠時間の変化をみてみると、女性の睡眠時間は男性に比べて短く、とくに40代では顕著になっています。
近年海外の研究グループが男女の睡眠に関する文献を集めて、複数の文献から男女の不眠の性差の傾向を調べています。15-30歳、31-64歳、65歳以上、の3群にわけたところ、いずれの群においても男性に比べて、女性での不眠の訴えが多いことがわかっています。
(早稲田大学助教 有竹清夏 著)

引用・参考文献 年国民生活時間調査、2000年および2010年、NHK。