About sleep 睡眠のお悩み

適度な運動が眠りによいのはなぜ?

私たちの体温は、普段昼間の活動期には高く、夜間の休息期には低くなります。この体温の上下の幅を大きくすると、深い眠りを得ることができます。ところが、眠りの浅い人の体温を調べてみると、昼間の体温はあまり上がらず、夜間もあまり下がっていないことが多いのです。
体温を上げるには、身体を動かすのが一番のコツです。昼間、積極的に身体を動かして体温を上げておけば、夜になると自然に下がります。また体を動かすことで、適度な疲労感が得られて、自然に寝つきやすくなります。時間がない人でも、バスやタクシーを使わずに歩く、階段を上るなど、ちょっとした工夫で運動量を増やしましょう。もちろん、夕食後に散歩や軽い体操などで身体を動かすのも良いでしょう。寝る2時間くらい前に体温を少し上げておくと、寝つきやすくなります。この時間帯の激しい運動はかえって脳を興奮させ、体温が上がり過ぎるため気をつけましょう。
(早稲田大学助教 有竹清夏 著)